見てくださってありがとうございます。
今日は料理ネタではなくて最近お気に入りのイヤリング。またプラプラするやつです。
去年の冬、ハンドメイドパーツのお店で、サンプルとして飾ってあったのがかわいくて、そっくりそのままパーツを買って作りました。
けっこう大ぶりですが上品ぽく見えるし軽いしよく付けます。
最近、衣類の断捨離をしていると、7年前に亡くなったおばあちゃんのことを思い出します。
結婚するまでずっと実家で父方のおばあちゃんと住んでいました。産まれた時から一緒に住んでて、両親は忙しかったけど寂しいと思ったことはありません。
私は5つ離れた姉と2人姉妹で、両親とおばあちゃんと5人家族。
おばあちゃんがめっちゃ片付け好きなんです。
私は今でこそ旦那と子どもに「出したらしまう!」と怒ってますが、実家にいた頃はゆるっとしてました。
油断するとすぐしまわれる。服でも化粧品でも文房具でも出しておいたらすぐ無くなってる。
あれ?と探してたら「引き出し入れといたで」「ありがとう、でも今から使うねん…」ていう会話10000回くらいしたと思うわ。
姉ははっきり言うので、「なんでも勝手にしまわんといてよ!」とよく喧嘩になってました。
「散らかってるから片付ける」というレベルじゃないんです。
もういつもと違うところにあるだけでしまいたくなるんでしょうか。
ちょっと化粧してる途中で電話かかってきて用件だけで切って戻ったらもうない。
ちょっと爪切り出してその前にトイレって思って戻ったらもうない。
ちょっとカップ出してどのコーヒーとおやつにしようって選んでたらもうない。
すぐ消える。魔法か。
最後のなんか私すぐ近くにいるからな。なぜ。
そんな片付け魔なおばあちゃん。一言「これまだ使うの?」って聞いてくれたら「今から使う」って返事するのに、聞かない。
着ようと思って出しておいた服が黙って洗濯機で回ってたりする。おいおい今から何着たらいいねん。
そして姉のダメージジーンズ。
洗濯に出しておいたら穴が塞がれておりました。綺麗なまつり縫い。
年頃なので当然ブチギレです。でもおばあちゃんは「みっともないやん」の一言。
さらに数年後、姉のダメージジーンズ。
あの破けてるところに裏からデニム生地がつぎはぎみたいなんオシャレにしてる感じので、実際は肌が見えないようなタイプ。
「これはおばあちゃんに縫われへんしな」と冗談で言っていました。
洗濯後、また姉のブチギレが聴こえて見に行くと、ダメージのとこの、わざとほつれさせてある糸全部ピチっと切られてました。
「みっともないやん」
「え?元々?お金出して破れた服こうたん?」
一生分かり合えない人たち。
「まるこ」は、実はこの家庭環境から友だちに小さい頃付けられたあだ名です。
お姉ちゃんがいて、おばあちゃんと住んでて、背が小さくてオカッパでおっちょこちょいでした。ともぞーとは住んでないけど。