頑張らないご飯

仕事と育児をしながら作る簡単ご飯の記録。作るのも食べるのも大好き!でも時間がない。だいたい作業時間は40分。日々のかっこつけない献立と、他愛ない日常を書いたブログです。

卒園おめでとうご飯 と ともだちになるために

見てくださってありがとうございます。

 

先日、息子が保育園を卒園しました。卒園式の後ランチを食べに行ったので、夕飯はおうちで。

 

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卒園おめでとうご飯の献立は〜

#コーンピザ

#ツナときのこのピラフ

#野菜スープ

#保育園でもらった赤飯

 

写真は一緒に食べられなかった夫の分。大皿に盛って子どもたちは好きなものを食べてました。

ピラフは炊飯器で。いつも通り米を研いで水入れてから、コンソメキューブ、ツナ(汁ごと)野菜を入れて炊飯。炊き上がったらバターと、味が薄かったら塩を振って混ぜて完成。

 

卒園式を終えた後もがっつり3月31日までお世話になるので母子ともに実感はないんですけどね。一応区切りです。

 

朝からいつもと違うスーツを着て…いやまてよ、朝ごはん絶対こぼすからいつものヨレヨレのトレーナーとズボン着せてと。家出るギリギリに着せました。甥っ子のお下がりスーツ。

ブラウスを着た息子、「お仕事の人みたいやな」と満更でもない様子でパソコンを打つ動きをしていました。エアタイピング。

よしよし。入園式(3歳)のときは、キェ〜!といつもと違う服を脱ぎ捨て、1人カジュアルな装いで式に挑んだ息子氏、成長しているな。

そしてズボンを履いて…脱いだ…!「お母さん、これ小さいわ」うそやろ?そんなはずは…もっかいはいて?「ほら、足出てしまうで」いや、半ズボンやから!それで合ってるねん!

 

まさかズボンでつまずくとは…夏は普通に半ズボンやのに?「たぶん男の子みんな今日は半ズボンやで?大丈夫」となだめるがなんか懐疑の目で見られてる…え、小さい子のスーツて半ズボンよな…

脱がないでいてくれるけどしきりにズボンを下げたり靴下をありえない位置まで引っ張ってる。ニーハイか。太ももの絶対領域か。やめろやめろ、普段鉄道を模した靴下(商品名その名も「鉄下」)しか履かないから慌ててシマムラで買った1番安い無地のやつ、破れたらどうすんの、あと一回入学式はくのに!

なだめすかしてジャケットを着せて出発。ジャケットのが違和感あるのになんで急に膝出てるのそんな気にするのか。

保育園についたらお友だちみんな似たような格好で、安心したみたいでニーハイも元のふくらはぎに落ち着きました。よかった。

 

式の最中は、ちゃんと着席して静かにしてました。息子だけでなくクラスみんな、普段はすごく賑やかなのにちゃんとできるんだな〜。

証書を貰ったらお母さんのところに持ってきて、一言くれます。息子は「いつもありがとう」と言ってくれました。なんか言われるの分かってたのに、別に涙が出そうでもなかったのに、なんか喉がつまったみたいになって「おめでとう」って返すの忘れそうだった。こちらこそだよ、ありがとう。

 

その後は歌を歌ったり歌ってもらったりでした。息子はサビだけ大きく口を開けて歌っていました。笑  

うん、やっぱり君はそうだよな。最近やけに行事で張り切っていたからお母さんびっくりしてたけど本来息子はこんな感じで、ふわぁとしている子なのでね。園長先生のお話とか祝電読み上げてる間、魂抜けてる感じの顔見てなんだか安心しましたよ。結局のところ、彼がどういう状態でも私は可愛くて仕方がないみたいです。

 

思い出をなぞるように、1年間で歌った歌を歌っていく子どもたち。中でも「友だちになるために」という歌、幼稚園の先生になった20歳の頃からずっと好きです。

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手話ソングとして歌われることが多いのですが、「きみときみと…」のところがみんなでするとかわいい。

 

大人になるとなかなか友だちもできないし、出会いも自分で動かないとなかなかないし。仕事や子どもの関係で知り合う人の中で友だちになれる人は少なかったり。「どこのどんな人とも分かり合える」ことはないのを知ってしまったけども。

 

それでも。いいなぁ、子どもたち。これからいっぱいいっぱい出会うんだなぁ。今までみたいに優しいお友だちばっかりじゃないかもしれない、たくさん傷つくこともあるかもしれない。それでも、素敵な出会いがありますように。

それを側で見られるのがお母さんは楽しみだよ。

 

私は娘のときも息子のときも、卒園式では全然泣かない母みたいです。仕事のときはドチャクソ泣きますけどね…。娘の幼稚園卒園式はもう、娘本人が引くくらい泣いてたので、それ見て爆笑してました。息子は泣いたりしないし、保育園生活も長かったので私もジーンとするのかと思いきや意外と涙は出ませんでした。

これからが楽しみだからかな?私と子どもたちはこれからも毎日いられるからかな?もしかして、いつか私の元を巣立つ時、今までの分も合わせてシワシワに枯れ果てるまで泣くんじゃなかろうか。そんな日まで、娘と息子が健やかに育ちますように。