頑張らないご飯

仕事と育児をしながら作る簡単ご飯の記録。作るのも食べるのも大好き!でも時間がない。だいたい作業時間は40分。日々のかっこつけない献立と、他愛ない日常を書いたブログです。

鍋焼きうどん と 怒涛の9月

見てくださってありがとうございます。

自分の誕生日って年々関心なくなりますが、おめでとうと言われると嬉しいものですな。

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いつぞやの胃に優しい献立は〜

#鶏団子の鍋焼きうどん

#きゅうりの浅漬け

#さつまいもご飯

s.recipe-blog.jp

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誕生日でした。ちょうど誕生日まで、濃厚接触者の隔離期間で自宅待機。笑

娘は「ごめんな誕生日やのに」と申し訳なさげでしたが、「もうお母さん、自分が何歳かもよく分からんねん。この間も間違えて1個大きく答えてしもたし。」と答えると、なんとも言えない顔をしていました。え、いまだ数え年で数えてる時代の人?明治生まれやった祖母やん。やたら誰の年齢の話でも干支を聞いてきて「きのえの虎?かぁ〜!きっついな!」とか言う人?親戚のおばちゃんの集まりやん。いにしえのまる子。いやほんまにさ、私は何歳なんですか一体(知らんがな)。

脱線しました(いつも)。

夏休み、コロナの感染爆発もなんとか乗り越え、平和な2学期の幕開けです。今年6年生の娘は、1度も学校での宿泊体験をしたことがないんです。3年生の終わりからコロナの影響で全ての学校行事が日帰りやら少人数制になったのでね。そう思うと長いな。コロナ禍。

そして最大の感染者数にも関わらず行動制限がなくなり、ウィズコロナな考えも広まってきたところで最終学年。大人たち、彼らに最後の思い出を作ってやりたくて仕方ない。スポ少保護者たちも、学校の先生たちも。感染対策を最大限に考えてなんとか計画を進めます。

9月中旬からイベントが集中。卒業アルバム写真撮影、娘の誕生日、スポ少合宿がまとまった1週間。そしてその翌週には修学旅行。

ベントラッシュの週の幕開け、いつものように朝ごはんを食べ、着替えて、検温して…「お母さん、なんか37.0度やわ」   なんて?

「熱がいつもより高い」   もっかいはかろか、非接触型のじゃなくて脇に挟む方で。

「37、5度になった」   休もうか。…念のためな。コロナ禍じゃなかったら行くけどな。

という訳で、こんなご時世なのであくまでも念のために休ませたんです。息子も一緒に。コロナ禍、幸いにも今まで熱を出したことがなかった姉弟。いつのまにか2人とも成長し、丈夫になって、元気なのが当たり前だった我ら、あれよあれよといううちに38.0度まで上がった熱で、ちょっとした騒ぎに。

この日は月曜日。土日は9月といえど夏日な上に久しぶりにスポ少の活動が2日とも半日ではなく全日だったのもあり、もしかして熱中症?喉の痛みも咳もなんもなくただ身体が熱い。そういえば昨日の試合ではやたらとお茶じゃなくてアクエリが欲しいと言っていたけど…。

午後になって、また37.5度くらいに下がり、食欲もあるし元気にお喋りもしてる。これはなんだ?

娘、このタイミングで発熱したことにめちゃくちゃ動揺。夏休み、めちゃめちゃ暇やったやん…

「お母さん、私、コロナ?」分からん。

「もしもコロナやったら、合宿行けへん?」行けへんな。修学旅行は大丈夫やで?

「私だけ行けへんの?お母さんと〇〇(息子)は?」全員行けへんなぁ。

「泣」

ここで心配してみんなで落ち込んでも仕方ないので友人にLINE。「娘が熱出してるねん。卒アル集合写真と誕生日と合宿を控えた今週にいきなり。どこの病院行けばいいかな?」

なぜこの友人に連絡したかというと、彼女は同じ学区内に在住の3人の子を持つ母。2022年に入ってからそれはもうひっきりなしに家族5人かわるがわる発熱して、まともに仕事や学校に行けやしない、幾度となく検査やその結果を待って自宅待機を繰り返し、最終的に夏休みに一家全員罹患したという、猛者。いわばコロナ検査のエキスパートなのです。

「まる子家かかりつけの△病院は発熱したと聞いたら問診なしですぐにPCR検査。確実にコロナかどうかは分かるけど、受診=家族全員結果がでるまで最低2日は自宅待機になる。小児コロナワクチンを受けた□病院は、問診して必要やと判断したら抗原検査。15分で結果が分かるから、陰性の場合家族は次の日から仕事や学校に行ける。×病院はなんと発熱外来がない。風邪薬が出るか、よその病院を紹介される。あとは⭐︎⭐︎ドラッグストア無料PCR検査、症状がでてる人は受けさせてもらえないけど、自宅用抗原検査キットを購入は可能。」

隙のない答え。さすがプロ。というわけで、□病院へ。車の中で検査結果を待った15分、めちゃくちゃ長かったです。娘、待ちきれず泣く始末。

結果陰性で、2日間高熱を出して、念の為に平熱に戻った3日目まで休んで登校した日がクラス写真撮影。よかった、上の端っこで四角く囲まれてる人にならんで済んだ。その次の日誕生日。その次の日合宿。ものすご忙しいな。

この合宿、息子と私も参加してたんですが、とっても楽しかったです。バーベキューにビンゴに、ゲームに…保護者側はなんか準備とか大変やったんですが、子どもたちが帰りの車で「楽しすぎてすぐ終わった!またしたい」と話してくれていたので大満足で帰ってきました。

帰ってきました、その夜。息子がずっと咳き込んでる…おいおい…どうした…  コロナやったらお泊まりしてもうたで、他の子大丈夫なんか!熱は37.0…ちょい高め。コロナ禍じゃなかったら別に気にしない程度。やばい?朝になったら熱は下がってるけど咳は残ってて。まる子、薬局に走る。抗原検査キットを買って、念のために検査。陰性で、その日に咳が治まったので翌日から学校へ。ホッ

そして次の週、娘は修学旅行へ!コロナ禍前は広島が定番だったのですが、近畿圏です。嵐山観光と、鈴鹿サーキットへ連れて行ってもらったそうな。行き先はどこでも楽しいんだよ彼ら。お土産話が止まらない娘。本当に止まらなくて、「ちょっと先に食べてくれる?」「ちょっとお母さんトイレ行っていい?」「はい、お風呂の時間です(強制終了)」となる始末。

楽しかったんやなー良かった。翌日の学校は欠席の子が多かった〜喉が痛いって帰った子もいたわ、私もマヌカハニー舐めて寝よーっと!と言っていた娘。みんな疲れが出たんやろな〜なんて思っていたら起きてきて、「喉痛い、微熱ある」

マジで?とりあえず仕事を休んで様子を見てるうちに39.6度を叩き出し、フウフウ言い出した娘。

オイオイオイオイ。夜の病院で見事にコロナ陽性判定で、10月のスタートとなりました。

 

もうね、大事なイベント終わったし、運動会はまだ先だしもういいやん。て。私は呑気に学校やら職場やら習い事やら連絡を入れてたんですが、娘はこの世の終わりのような顔をして「お母さん、ごめん…」て言うんですよ。「なんでよ。なりたくてなったん違うし、楽しみにしてた行事は全部終わったからいいやんか」と言うも「仕事とか、休まなあかんし、〇〇くん(弟)もずっと家にいなあかんし…」と泣く。

「あ、大丈夫!お母さん、家族がコロナやったら特別有給みたいなんになって、働いてへんのにお給料でんねん!〇〇も学校そんな好きちゃうしラッキーと思っとるで」(慰め方最低か)

ワクチンを打っていたおかげなのか、娘、こんなに1日目は辛そうだったのに、翌日には脅威の回復力を見せ、微熱程度に戻りました。部屋にこもる娘とのLINE

私「買い物行くけど何食べたい?」

娘「月見バーガーかポテトか餃子かみたらし団子」

私「笑。健康な人か。今日はちょっと鍋焼きうどんにしとくわ」

すごくないですか?元気が過ぎるやろ。ちょっと胃がびっくりしそうなのでこの日はやめましたが、次の日(発症3日目)には餃子をおかわりして、庭でスポ少の自主練してたんですよ。「こんなに家にいたら身体がなまりそうや〜」だそう。アスリートですか。

私、健康でもうどんの方がいいなって日あるで。元気な人を部屋に閉じ込めておくのはなかなか骨が折れました。退屈ですぐリビングに来たがる娘と喧嘩になったり。

突然娘が二階の子ども部屋から猛ダッシュで降りてくる音がして、玄関から飛び出したんです。夏休みにコロナに罹患したお友だちママが「高熱で幻覚を見た子どもが泣き叫んで大変だった」と話していたのを思い出し、まさか熱がぶり返した?と焦って追うと、大きな袋を抱えて泣いている娘がいまして。いや怖い怖い。

話を聞くと、自室も飽き飽きな娘のところに天使が舞い降りただけでした。幼稚園からのお付き合い、夏休みもお泊まりに来た家族ぐるみで仲良しの親友ちゃんから「みたらし団子とか、玄関にかけてあるから食べてね」というLINEが来ての猛ダッシュをキメてたようです。前日にその子のママから「娘ちゃんはどう?まるちゃんや息子くんは大丈夫?買い出し行くから何でも言ってね」という連絡がきていたんです。その返事に「熱もすぐ下がって餃子とマクドとみたらし食べたいって言うほど元気だよ!笑 もし私がかかった時のために買い出しも行ったから冷蔵庫パンパンや!笑」と返したんですね。

お礼のLINEを送ったら、「パパと⚫︎⚫︎(親友ちゃん)が、きっとしょんぼりしてるから差し入れしよ!て朝からソワソワしちゃって。笑 私は何買ったのか知らないんだけどね〜」と。いやいやママがみたらし団子ってヒント与えたんだろ?家族で娘のことを思ってくれて私もうるっとしました。そして袋の中身が、みたらし団子の他にロールケーキ、焼き芋、モルカーの食玩など、娘の大好物ばっかりで、さすが3歳から一緒にいるだけある…娘の好みを知りつくした親友セット…!

コロナに罹ってしまって、極めて軽症だったので身体はすぐに元気でも、メンタルをやられていた娘、親友ちゃん(そしてその父母)の優しさに涙が出たそうで。他にも心配して連絡をくれる友だちやら学校の授業のことを教えてくれた友だちもいて、人の優しさに触れたこと、プラス、どうやら修学旅行クラスターが起きたようでコロナ陽性になった子や学級閉鎖になった子も多く自分だけじゃない安心感により、精神も安定したようです。

1週間後にやっとこ登校した娘、またノンストップで喋り続け、僕は右から左へそれを受け流す〜(ムーディ勝山か。ちゃんと聞いたれ)でしたが、「始まってもなかった江戸時代が終わってた…」というワードだけなんかシュールで耳に残りました。江戸時代長いのにね。頑張って勉強して追いついてください。

そんなこんなで、9月は子どもたちの体調不良に振り回されて一瞬で終わりました。最近の出来事を書きたかったのに、コロナの話ばっかりになってしまった。ほんでなっが。

細々したことが色々あったので、また次回。