麻婆豆腐と市民運動会 - 頑張らないご飯

見てくださってありがとうございます。

朝晩寒くて、子どもたち鼻ズルズル。頼む、持ちこたえてくれ！

昨日の献立は〜
#麻婆豆腐
#やっつけサラダ
#わかめと玉子のスープ

子どもたち絹豆腐しか食べないのに、木綿買ってた…凡ミス。（しかしよくある）
木綿なことがバレにくそうな麻婆豆腐にしとこ。辛くないやつ〜お子さま麻婆大根 | レシピブログ

昨日の記事を読み返したらなんかちょっとブラックだな。共感してもらえてホッとしました。ブラックまる子が出てしまってたので今日はいつも通り鼻ほじりながらお尻かきながら読んでもらえるような話を。

日曜日、学区の市民運動会がありました。実家はそんなん参加するような家じゃなかったし、小さい頃から運動会と聞くだけで腹痛起こす運動オンチだったので、結婚して初めて参加しました。

ここの学区は市民運動会にやたら活気があります。さらに私の住む町内はこの運動会がめっちゃ好きな人が多い。

昔から住んでいる地主のおじさんとおばさんたちが半分、新興住宅地が半分って感じなんですが昔からいるチームが、運動会大好きなんです。運動会だけじゃなくて町内のお祭り事も好きで、自治会費はイベントごとに費やしてる感じです。

おじさんとおばさん達は、新入りの人たちとすぐに仲良くなって、祭りや運動会に誘ってくれるので、今時ないくらい近所の人の顔をよく知ってる地域。

私は最初、正直近所付き合いは煩わしいし、変なとこに引っ越してもーた…と思ってましたが、夫と娘が社交的なんで一緒に巻き込まれていった結果、めんどくさいけどまぁ楽しいしやるか、くらいになってます。人見知りやのに慣れってすごい。

夫は体育会系で、人に頼りにされると俄然頑張るタイプなので、町対抗リレーに出て欲しいと頼まれて張り切って初めて出た年に、アンカーで何人か抜いて1着でゴールしました。

夫は走るのがとても速いのです。

その年から、我が家は運動会のヒーローのように崇められております。

ちなみに私は人数が足りない場合のみ、玉入れや綱引きに出てますが、非力なんで何の貢献もしてない…

なにか出場すると、ラップとか洗剤とかちょっとした生活用品が一種目に一つもらえます。応援だけでもお茶やらコーヒーをもらえて、家族分のお弁当までいただけます。夜には打ち上げも開催されてみんなでオードブルとお酒で盛り上がります。もちろん無料。なんと至れり尽くせりな一日。

引っ越した当初は若い人も少なかったけど、今はたくさん増えたし今年は出なくていいかと言っていたのですが、自治会長自らあと1枠リレー空いてます、と頼みに来てくれて、夫快諾。

我が家は私が入場行進、夫がリレーに出ただけなのに1日飲み食いさせてもらって申し訳ない。

子どもたちもかけっこやお遊戯に参加してちゃっかりオヤツをゲット。

涼しいテント内でご近所さんとおしゃべりしながら呑気に観覧していると、いろんなおじいちゃんおばあちゃんから、「ご主人は？」「今年はアンカーじゃないの？」と頻繁に話しかけられます。

私、人の顔と名前を覚えるのが苦手なもので、どこのおじいちゃんおばあちゃんか分からないけど、「午後からリレーに間に合うように来ますよ〜」「もっと若くて速い方がたくさんいそうですけどね〜」なんて返していたのですが、おばあちゃんたちが、「なに言うてんの、私、ご主人の走りを観に来てんのよ！」「そうよ〜私もよ〜」と！

密かに我が町で夫のファンが…！

夫、町内のお年寄りに大人気。

そして運動会のラスト、町別対抗リレー。選手が入場すると、運動会大好きなおっちゃんが拡声器で夫の名前を呼んでいます。

夫、その場で高く飛び上がり、謎のポーズをとって答える。（ださめ）

私、恥ずかしさで気を失いそうになる。ひたすら、コケませんようにと願う。

娘、「え…あんな調子乗ってこけはったらどうしよ…」と私の心中と全く同じことを呟く。

息子、「どれがお父さん？」見つけられず。

私と娘の祈りが届き、2位でバトンをもらった夫はコーナーで抜き去り、かなり差を広げて次の走者にバトンを渡してそのまま1位で我が町内はゴールしました。

テント内、熱狂。

そしてリレー選手たちが横並びにテントへ帰ってくると、思わず「ドンワナクローズマイアーイ♪」とアルマゲドンの名シーンが重なり脳内再生されつつ。

私はなんかテント内の老若男女に握手されたりしておりました。思い起こせばおかしな景色。

閉会式の前に、疲れてきた息子を連れて一足先にさぁ帰ろう、と歩いていたら娘の友だちママにも「パパすごかったやんー！」と声をかけられて、驚きでした。