見てくださってありがとうございます。
昨日のコウノドリ(再)もよかったな…内容知ってるのに泣かずに見れない…
昨日の献立は〜
#塩麹唐揚げ
#前日のポテトサラダ 〜ちょっとだけ〜
#さつまいものおみそ汁
コウノドリさ、女優さんたちにいつもびっくりします。まだ実際には出産されてないのになぜそんなによく知ってるのかい、そうそう、産むときの雄叫びとか、動物よりの表情とか。すごいよね、女優さん。
昨日の最後、高橋メアリージュンさんが、一人で荒れた部屋の中で赤ちゃん泣いてるけど抱っこもせず一人で宙を見つめてるシーン、もう分かりみが凄すぎました。あれ、娘を産んだ後の私です。
注)あんなに彫りの深い美人ではないです。(誰もそれは勘違いしていない)
先日の思い出ゾーンの記事で見た昔の手帳兼、子どもたちの成長日記を読んだら、なんだ、楽しそうな日もあったのか、ってホッとするくらい、産まれてから1年ほど「寝不足で心がすさんでいた」っていう記憶しかない。
待望の妊娠が分かったのは、入籍してちょうど1年くらい。すぐに気づいて家で検査薬を使って陽性。嬉しいけど同時になんか「え、まじで私がお母さんに…?」っていう焦りみたいなのがありました。
すぐに行ってもまだはっきりしないだろうから、心拍が確認できる時期になったら病院行こう、その後職場に言わなきゃな。と呑気に構えていました。どこの産婦人科がいいかな〜とかのんびり調べて。
で、速攻出血。
慌てふためいて、唯一行ったことのある、姉が出産した病院に電話しました。仕事の後だったので時間外だったのに「開けておくので来てください」と言ってもらえて安心したけど、それほどやばい状況なのか?とすぐ不安に。
結果は異常なし。出血も止まってるので普段通り過ごしていいと言われました。職場に電話で報告すると、心配だろうししばらく休んでいいよって言ってもらえて休みました。
その一回の出血以来、本当に順調で健康な妊婦でした。食べ悪阻なのに8キロしか増えなかったし。年度末で退職して、毎日散歩したり赤ちゃんグッズを集めたり。
予定日の1週間前に実家に帰り、予定日ぴったりに陣痛が来て翌朝出産。
死ぬかと思いました。痛みに弱いのですよ。大きな病気もけがもしたことなくてですね、文字通りのたうちまわりました。あんなにみっともない動き、顔をするほど痛いって、誰も教えてくれないやん…聞いてないぜ…
もうこの第一回出産で、これ以上ないってほど恥ずかしい思いをしまくりました。きっとおばちゃんが鋼のメンタルを持ってるのは恥ずかしいことを一通り人に見られた経験によるんじゃない?これ以上恥ずかしいこともうないやろ。
私の場合はまず産むときにもう痛みで過呼吸とパニックでそれはそれはやかましい出産で。
ちなみに我が家の立ち会いは陣痛まででした。夫も「なんか女の人の領分かな」、私も「きっとみっともないし、誰かいると集中できなそう」とか言って子宮口全開からは一人でした。しかし陣痛中でもう騒ぎすぎて疲弊してヨレヨレ。
私は普段から感情が顔に出ないしリアクションも小さめの人間なので、多分夫は「誰!この人誰⁈」と内心なってたやろうな。
娘が産まれた夜は、爆弾低気圧というのが来ていて、外は嵐みたいだったそうです。気圧が下がると赤ちゃんが産まれやすい上、月の満ち欠けの周期でも産まれやすい時期だったみたいで産院は産まれそうな人がたくさん。助産師さんは忙しくて初産で進みが遅い私のところはほぼ放置。
痛い痛い、とのたうつ私の腰を的確にさすってくれる神の手を持つ祖母、うろたえて私の汗だけを拭き続けて「いらん!」と言われる母、自分が好きな龍馬伝のサントラを流し始める夫(いつだって意味不明)でワァワァしていて、たまに触診に来る助産師さんに「順調ですよ〜今、3〜4センチ!(にこやか)」と言われ、「こんだけ騒いでまだ4センチ…」と4人で絶望したり。(8〜10センチで出産する部屋に行ける)
やっと8センチくらいになり、移動。祖母、母、夫は廊下へ。相変わらず助産師さんは忙しく、たまに部屋でポツンと痛みに耐える時間が来て「立ち会いにすればよかったかなぁ」とか思いつつ。陣痛って、ギューンと痛くなって、和らいで、また痛くなって和らいで…という感じですが娘の時はこの和らぐ時間がめちゃ少なくてすぐに痛みが来たので息が整えられなかったです。
そしてもうめちゃくちゃいきみたい。一人やけどめちゃくちゃいきみたくて逃せなくなってきて、ダメだちょっと誰か来てもらわなくちゃもう産んでしまう…ナースコール…どこ……落ーちーてーるー‼︎(パニック)ヤバイぞもういきんでまうぞ、赤ちゃん出てきたら自分で拾うの?誰か!うおーちょっといきんでしまった!となってたら助産師さんが来てくれて、いきんでいいよ〜と言われ泣きました。
まぁちょっといきんだぐらいでは出てこなかったんだけど。そっから3時間ほど、「痛い痛い、そんな長くいきめません!(キレる妊婦)」と叫んだり、時々「この子も女の子か、こんな痛みを体験するかもしれんのか。かわいそうに…」「絶対無理やと思うけど一回これ途中で止める方法はないのかな、続きは2日後くらいに、とか」と突然冷静に頭によぎったり。
そうこうしてる間に娘が産まれました。
産んだ瞬間って、ドラマとかやと「産まれてきてくれてありがとう…(美しい涙)」みたいなんですが、私の感想は、「やっと、終わった…(屍)ていうか産み終わってからも痛いねんけどいつ痛くなくなるん…?もう絶対嫌…」でした。思ってたんとちゃう。
というか出産〜子育て、ずっと「思ってたんとちゃう」ですわ。もう、理想と現実のはざま。冷静と情熱の間。愛しさと切なさと心強さと。
こっから色々やらかすんですが、文字数がいつもの倍になっちゃったのでまた明日。(え?需要ない?)
私がメアリージュンになるまでを書こうと思ってるので暇な方良ければ。(語弊がある)