頑張らないご飯

仕事と育児をしながら作る簡単ご飯の記録。作るのも食べるのも大好き!でも時間がない。だいたい作業時間は40分。日々のかっこつけない献立と、他愛ない日常を書いたブログです。

アジフライ と おじいちゃんの思い出

見てくださってありがとうございます。

 

寒い!久しぶりに寒いです!娘はスポ少、夫は息子を連れて買い物。何しよ!

 

f:id:maruchanmama:20200201141402j:image

 

昨日の献立は〜

#アジフライ

#ジャーマンポテト

#豚汁

 

ジャーマンポテト、子どもたちはマスタード嫌みたいなので大人だけチョンチョンつけるシステムにしました。

レンジでジャーマンポテト | レシピブログ

 

 

 

2月ですね。今日は祖父の誕生日です。

 

父方の祖父は、私が生まれる前に亡くなっているので、私の祖父はこのおじぃ1人です。

 

おじぃは現在、認知症で、実家近くの施設に住んでいます。秋まではおばあちゃんと住んでいたのですが、先におばあちゃんが亡くなってしまいました。

 

 

認知症、ここ数年で一気に加速しまして、10分に一回くらい同じ質問してくるんですよ。一応孫までは覚えているみたいで、私のことはちゃんと名前を呼んでくれるけど、私の子どもが誰か、夫が誰かは思い出せない。

 

しかし元々とぼけたキャラクターなんで、ちょっと会ったくらいでは昔からのおじぃとそんな変わらない感じです。息を吐くように冗談を言う人。基本ふざけている。

 

 

昔はおばあちゃんとは別に住んで大阪で居酒屋をしてたので、たまに帰って来ては「お、どこのべっぴんさんやった?」とか言う。

 

 

おばあちゃんと姉と3人で大阪に会いに行ったとき、店の買い出しについて来いと言って連れてこられたのが、阪神百貨店の地下食品店街。

 

おじぃは常連なのか、奥様たちが行列をなしてお買い物しているところを、通路を通過しながら店員さんに「いつもの肉○㎏」とか、「刺身用のそのサク○本」とか、往路で注文しながら歩き、端まで行ったらまた復路で品物を受け取りながら戻っていました。

 

え?お金はツケなん?とか、え?みんな並んではるのにええの?とか思いながらその後ろにただゾロゾロと続く私たち。

 

 

時々「おぉ、べっぴんさん3人も連れて!」とか店主らしきおっちゃんに話しかけられるおじぃ。

 

おじぃ「(私を指して)嫁や。(姉を指して)2号さんや。ハッハッハッハ!」

 

私「いやおばあちゃんを紹介せんかい」

姉「嫁は若い方がええんかい」

祖母「お世話になってます」

 

ほんで何わろとんねん。

 

 

こんな調子のおじぃなので、少々ボケてもあまり誰も驚かず。

 

 

半年ほど前私が一人でフラリとおばあちゃんとおじぃに会いに行ったときも、

 

おじぃ「まる子の旦那は誰やっけ。」

私「○○くんやで」

おじぃ「そうやそうや、阪神ファンの、あの声の大きい!」

私「そう、大きい声の。」

 

その10分後

 

おじぃ「まる子の旦那は誰やっけ。」

私「○○くんやで」

おじぃ「そうかそうか、あの髪短い声の大きい○○くん。」

私「そう、大きい声な。」

 

さらに10分後

 

おじぃ「まる子の旦那は誰やっけ。」

私「○○くんやで」

おじぃ「あ、あの声の大きい!」

私「笑。声の大きさ。」

 

1時間滞在してる間中この質問繰り広げられてました。

 

認知症進みまくっても残る「夫は声が大きい」のインパクトすごいな。

 

何回○○くんって答えても絶対「声大きい」言われてたで、と夫に報告すると、なんかそんなにボケてはってもそこ忘れはらへんねんな、むしろ光栄や、と言ってました。確かに。

 

 

会いたくなってきたな。おばあちゃんがいなくなってからまた少し進行してるし、会話あんまり成り立たへんけどまたしゃべりにいこうと思います。会ったら夫の名前も娘と息子の名前も、何回でも教えてあげよう。

 

 

 

maruchanmama.hatenablog.com

maruchanmama.hatenablog.com